中性脂肪とは?

中性脂肪とは、人間の体を動かすエネルギー源となる物質です。健康診断の検査結果では「TG」と表記されますが「トリグリセリド(トリアシルグリセロール)」とも呼ばれています。
食物から取得された脂質が小腸から吸収されて血液中に入り、生命維持活動に使われて残った物が蓄えられたのが「中性脂肪」です。簡単に言うと贅肉などと呼ばれる皮下脂肪の事です。一般的に中性脂肪が高いと良くないとされているので、悪い物のように言われていますが、体温の維持などの働きもあるのであまり低すぎるのも問題となります。

基準値と各数値の目安

中性脂肪の基準値は149mg/dl以下です。

但し、この数値は食後から上昇し4から6時間後に最高になるため測定のタイミングで大きく変動します。検査のタイミングが早朝の空腹時に設定されるのはこのためです。
但し、この数値も低ければ低い程良いというわけではありません。29 mg/dl以下の場合は低すぎる事で生活に支障を来す可能性があるため、原因がどこから来ているか検査等で確認をする事になります。また、150 mg/dlを超えるとすぐに薬での治療を開始するのではなく注意が必要な境界域として扱われ、医師から生活習慣や食事の内容などの指導が入ります。最初から数値が異常と認められる場合や、他にも病気が見つかった場合などはすぐに投薬治療が開始される事もあります。

中性脂肪を下げるためには

特別に難しい方法ではありませんが、生活の改善を維持する事が必要となります。食事の改善だけでも中性脂肪を大きく下げる事ができます。
1.飲酒している場合は禁酒する。
2.肥満、運動不足の場合は運動の習慣を始める。
3.脂肪や糖質(炭水化物)を控えた食事を摂る。