中性脂肪はどうやって作られるのか

中性脂肪が高くなる原因を知るには、まずどういう風に作られるかを知る必要があります。中性脂肪は脂質、糖質、たんぱく質のうち、エネルギーとして使われなかった物が「貯蔵脂質」となります。貯蔵されるのは皮下の脂肪組織や肝臓などです。特別に不摂生な生活を送っていなくも、食事の内容や取り方で中性脂肪をため込みやすくなります。

原因の一つとしては、精製され吸収されやすくなった炭水化物を多く取っている事です。

炭水化物は消化され糖質となります。そして糖質を吸収するため多くのインスリンを必要とします。そうするとすい臓に負担がかかり、消化しきれなかった糖質が中性脂肪の材料となります。さほど暴食してなくても必要以上に食べていれば自ずと中性脂肪が高くなる事が理解出来るかと思います。また、アルコールはそれ自体が糖質でもある上、中性脂肪を分解する酵素の働きを低下させるので中性脂肪の値が上がりやすくなります。

中性脂肪が高いと何が問題なのか?

動脈硬化の原因となる

中性脂肪値が高い人の血は粘りが強くドロドロになります。すると健康で血がサラサラしている人とは違い、血管が詰まりやすくなります。また、流れにくい血を流す事で血管にも多大な負担がかかって破れやすくなってきます。その結果として血管の内側が傷ついて炎症になり、動脈硬化症へと進んでしまいやすくなるのです。動脈硬化を一口で説明すると、血管が柔軟性を失って硬くなる事を言います。

狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の原因になる

動脈硬化に進む事で、様々な病気の原因となります。この三つは動脈硬化が原因でも発症します。
狭心症・・・心臓の筋肉に血液が通りにくくなる事で酸素が行き届かなくなり、締め付けられるような胸の痛みや圧迫感を感じます。
心筋梗塞・・・動脈硬化などで血栓ができ、冠動脈が完全に詰まってしまい、心筋に血液が行かなくなった状態です。
脳梗塞・・・脳の血管に血栓などが詰まる事で神経麻痺などが引き起こされます。