脂質異常症(高脂血症)とは?

血液中の脂質成分が正常とする範囲を超えている状態を指しています。血液中の脂質には種類があるため、それぞれの数値によって名前が少しずつ違います。

LDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が多すぎる場合とHDLコレステロールが少ない状態全てをまとめて「脂質異常症」と呼びます。

以下の基準のどれか一つでも当てはまった場合は「脂質異常症」となります。
[table id=5 /] (いずれも空腹時の血清中濃度)

脂質異常症に該当した場合、更に異常が出ている所によって分類されます。

「高脂血症」はLDLコレステロール、もしくはトリグリセライドが異常値のいずれか、または両方の状態を言います。

脂質異常症の原因

食生活がほとんどの原因と言われます。

1.LDL(悪玉)コレステロールが高い人

動物性脂肪(肉や乳製品)を好む。
コレステロールが多い物(鶏卵や魚卵、レバー)を好む。
カロリーオーバーの食生活を続けている。

2.トリグリセライド(中性脂肪)が高い人

カロリーオーバーの食生活を続けている。
アルコールの取り過ぎを続けている。

3.HDL(善玉)コレステロールが少ない人

運動不足。
肥満である。
喫煙している。
改善のためのポイントとして適度な運動、禁煙、アルコールを控えめにして休肝日を作る、ストレスを抱え込まないという4点が上げられます。

改善するための食生活のポイント

コレステロールの排泄量を増やす。

コレステロールが原料として使われる胆汁酸に変化して便の中に排泄させます。コレステロール自体は体が必要な物として判断するため、食物繊維がない場合は体に再吸収されてしまいます。コレステロールを吸着する水溶性食物繊維を含む食品を取りましょう。
注意として、油分が全く無いと胆汁酸は使われないので、毎食小さじ1杯程度の油分が必要になります。この場合は油抜きダイエットはできません。

抗酸化物質を取る。

LDL(悪玉)コレステロールが活性酸素によって酸化LDLする事で動脈硬化を起こします。ビタミンA・C・Eとポリフェノールを含む物を食べてこれを防ぎます。