中性脂肪が低いのはなぜ?

1、体質が原因

遺伝などが原因で体質的に中性脂肪の値が低い場合があります。

2、甲状腺の異常が原因

甲状腺の機能が正常でなく、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまうと体の新陳代謝が必要以上に活発になってしまいます。何もしていなくても運動中と同じ状態になってしまうためエネルギー消費が激しくなり、中性脂肪値が低くなります。

3、肝臓疾患が原因

肝臓には中性脂肪を合成する機能があります。病気が原因でその機能が果たせないと中性脂肪値が低くなります。これが原因の場合は肝機能検査の数値も悪くなります。

4、偏食や適切でないダイエットが原因

偏った食事で体に必要な物が足りないと中性脂肪値が下がります。痩せたのではなく「健康ではない」状態です。

5、過激な運動が原因

消費カロリーの激しい運動を継続して行っている場合など。この場合は専門家に食事や栄養管理の指導を受けた方が良いでしょう。

中性脂肪が低い事で起きる問題

脂肪は少なければ少ないほどいい、というイメージを持たれがちですが本来は体に必要で存在している物です。極端に低い場合など、以下の不調の原因となる事があります。

1、動悸・息切れ

あまりにも中性脂肪が少ないのは、体を動かすエネルギーのストックがないという事です。食事を摂っているのに何も食べずに動き回っているのと似た状態になっている場合があります。

2、めまい・ふらつき

神経系統の機能を助ける脂溶性ビタミンは脂質に溶け込む事で体の各所に運ばれて行きます。脂質が足りないとそれらが体に行き渡らないためにめまいやふらつきを起こすとこがあります。

3、動脈硬化

脂質が高いと動脈硬化の原因となると言われていますが、粘膜の弾力を保つのも脂溶性ビタミンの仕事であるため中性脂肪値が低い事でも動脈硬化の原因となります。

4、脂肪肝

お酒を飲まずにダイエットを頑張った事が原因で脂肪肝になる事があります。中性脂肪値が低すぎると体が危険を感じて肝臓に脂肪をため込んでしまうからです。

改善するには

糖質制限をしない

淡水化物や糖分、脂質を極端に排除している場合は必要以上の制限をやめましょう。特に体質で低くなりやすい人は即エネルギーとなる炭水化物を食べる量を増やしてみましょう。

適度な有酸素運動をする

ウォーキングなどで適度に体を使う事で体調が整う事と、自然と食事がおいしく食べられる効果があります。