水素水に効果がないといわれる5つの理由

水素水の人気が高まるにつれ、主にネット上では「水素水はインチキ」、「効果は実証されていない」などの情報が盛ん流れるようになりました。ここでは「水素水は効果がない」といわれる主な根拠についてご紹介します。

1.水素分子は酸素と結びつかない

この説の根拠は「水素」と「活性水素」の違いにポイントがあるようです。まず、体内で自然に発生する「活性水素」と呼ばれる物質、これは体内で活性酸素を無効化する役割を持っています。ところが「水素」はほとんど水に溶けない気体であり、水素分子自体が酸素とは結びつかない性質のものなので「活性酸素」とも結びつく道理がない、という考え方があります。

2.研究が十分でない

水素水の効能についての研究は多くの研究機関で取り組まれています。それは28の医学分野と135の疾患にわたり、非常に広い範囲で研究されているといえます。それでもなお、研究が十分でないといわれるのは「人への臨床実験が足りていない」「疾患のない人への健康増進効果についてはわかっていない」という、2点が主な理由。効果が認められた分野は多いとしても、疾患のあるマウスに対しての研究が圧倒的に多いからです。人の健康増進効果は研究の最後になることが多いのですね。

3.水素分子はペットボトルをすり抜ける

水素分子は非常に小さい分子なので、水素を発生させペットボトルなどに充填させたとしても、大抵は容器の素材の隙間からすぐに出て行ってしまうといわれています。だから充填時に水素が入っていたとしても、店頭に並んだ時にはもう抜けきっているということですね。

4.詐欺まがいの商品がある

水素水として販売されている商品の中には、水素が抜けてしまったのか、もともと入っていなかったのか、水素含有量が0という商品も出回っています。このような商品が多く出回ることで「水素水はインチキ」というイメージがついてしまったことも考えられます。

5.国が効果を認めていない

効果がないといわれる一番の理由がおそらくこれ。現状、水素水は医薬品でも医薬部外品でもなく、区分は「清涼飲料水」。なぜ国が効果を認めないかというと、ヒトへの臨床実験のデータがまだ圧倒的に少ないからとされています。